前回の記事では、パチンコ依存症のチェックリストを公開しました。
当てはまった人たちの中には苦しんでいる人が多いことでしょう。
ぼくも依存症だったので気持ちはわかります。
あのもどかしい日々はツラく、苦しかった。
では、どうやって立ち直ったのか、実体験をお話しします。
もし、過去のぼくのように悩んでいる人がいれば、参考になるかと思います。
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現在ではさまざまな治し方があることを知っていますか?
ぼくの体験談をお伝えする前に「こんな治し方もあるんだよ」という方法をいくつかサラッとご紹介します。
①パチンコに使ったお金や時間を見つめる
メンタル面からのアプローチですね。
パチンコで消えてったお金で何ができたのか真正面から向き合う方法です。
これは、なかなか苦痛なのですが「将来的にもっと失っていく」と考えると、自然とパチンコ屋から足が遠のくかもしれません。
メンタル面からのアプローチは似たようなものがたくさんあります。
「他の趣味に費せたであろう時間のムダに後悔する」
「恋人、旅行、豪華な食べ物を楽しむためにパチンコをやめる」
結局過ぎた時間や使ったお金がいかにムダだったのか実感すると、パチンコを打ちたい意欲が失せていく人もいるでしょう。
軽度の依存症の方だったら、これでいいんでしょうけどね。
②精神科医に通う
前回も紹介したので、割愛しますが、人の力を借りる方法。
「家族や恋人、親友に相談する」もこれに含まれますね。
③第三者に現金を管理してもらう
メンタル面ではなく、具体的な行動に落とし込んだ治し方です。
現金を持つからパチンコ屋に足が向くわけなので、そもそも現金を持たないよう誰かに管理してもらうといいでしょう。
信頼のおけるパートナーや家族に管理してもらって、日常生活からパチンコを切り離します。
①<②<③の順番で、効果が高いでしょう。
やっぱり行動から変えないと、依存症は治りにくいみたい。
ぼくの場合はメンタル面のアプローチは全く効果がありませんでした。
行ったら長期的に損することが頭の中でわかっていても、通い続けていたのです。
なので、具体的な行動を変えるしかありませんでした。
自分が守らなければいけない2つのルールを決めました。
それは「パチンコ屋に行かない」「貯金する」
この2つでした。
そんな力技が依存症にできるのか?と思われるかもしれません。
いや、難しかったです。3か月は守れたものの、自分との約束を破ってホールに通ってしまいました。
ただ、そのときは妙に冷静になれたんですよね。
「3か月で新台めっちゃ入っているなあ」と、思いました。
これも流れた時間のおかげなのでしょうか。
パチンコ屋に入って、お金を使わずにホールを出ました。
(財布に札束は入っていませんでした)
それから、パチンコ屋に通うも天井狙いを覚えてうまく自分をコントロールできるようになりました。
とんとん拍子で勝てるようになったのは、数十万と現金が貯まっていて心の余裕があったから。
この経験からぼくは今でも「パチンコ教えて」という身近な人には、貯金の有無を聞くようになりました。
パチンコ依存症だった頃、パチンコ雑誌やテレビ番組は逐一チェックしていました。
実際に打っているときほどのドキドキ感は味わえないものの、疑似体験しているような興奮は時間つぶしにもってこいだったのです。
ただ、今振り返るとあれもよくないですね。
単純にあれ見たところで勝てるようにならないですし、パチンコに行きたくなるだけですから。
まさに目の毒です。
攻略雑誌はまだしも、パチンコ漫画とテレビ番組は猛毒だと思います。
・パチンコ依存症の治し方は大きくわけて2つ
(①メンタル面からのアプローチ②行動からのアプローチ)
・パチンコにまつわる情報をすべて遮断するのが依存症克服の近道
(このサイトも含めてウェブサイト、雑誌、テレビ、ゲームもNG)
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