不思議な縁の巡り合わせか、パチンコ好きの元にはなぜかパチンコ好きが集まります。
つい最近、プライベートで知りあった友達の中に「パチンコを教えて欲しい」と頼まれました。
まだサンドにお金を入れるのも不慣れなガチの初心者の女性です。
ほとんどパチンコ業界を知らない彼女は結構おもしろい質問をしてくれます。
「ビギナーズラックって本当にあるの?」というのも、その1つでした。
パチンコをはじめて打ったら勝ちやすいという、迷信のようなアレですね。
今回は、ビギナーズラックの正体についてお伝えいたします。
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夢も希望もない話ですが、もちろんビギナーズラックは存在しません。
統計やデータは手元にありませんが、パチプロ100人に同じ質問をぶつけたら100人が同じ回答をするでしょう。
なんなら、負けやすいですよね。パチンコ初心者の勝率は4割ぐらいで、5割を超えることはありません。
だって、そうでしょ?
初心者が勝ちやすいんだったら、そのへんお金持ちだらけですから。
どの分野でも専門家のほうが有利です。
ましてパチンコは運否天賦のギャンブルじゃあるまいし。
「ないよ、初心者が勝ちやすいという法則なんて。嘘っぱちだから」
と、対面で女友達に答えると、口を尖らせて彼女は言いました。
「じゃあ、なんで“ビギナーズラック”って言葉があるのよ?」
存在しないのならそもそもそんな言葉自体ないはず、というのが彼女の言い分でした。
もっともらしく聞こえますが、ビギナーズラックという言葉はなにもパチンコに限らず、勝負事ではよく引っ張り出される言葉です。
個人的には、初心者の背中を押すための都合のいい言葉だと思っています。
実際、ビギナーズラックという言葉は委縮した挑戦者を元気づける効果があるでしょう。
たちが悪いのは、ビギナーズラックは広まりやすいということ。
たとえば、パチンコではじめて負けた人のそのほとんどは2度と行かないのではないでしょうか。
反対に、はじめて勝った人はおいしい思い出を体験するためにもう1度通いやすい。結果、パチンコユーザーになりやすい。
ということは、パチンコに通い続けている人の中にはビギナーズラックを体験した人は少なくはないかもしれません。
また、はじめてパチンコを打って勝てば自慢したくなるんじゃないかな、と推測しています。
やっぱりうれしいことは話したくなるのが人間の性ですし・・
とはいってもぼくは初打ちで5000円負けているので、説得力はないですね(笑)
・ビギナーズラックは存在しない
(たんなる迷信)
・はじめてパチンコを打って勝つと2度3度通いたくなるという人間心理を踏まえると「初心者が勝ちやすい」みたいな誤解が広まりやすいのもうなずける
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