前回のあらすじ。
当時高○生だったぼくは初打ちアイムジャグラーで5000円負けた後、リベンジを誓ったのでした。
スポンサードリンク
続き。
翌月のバイト代が入り、とりあえず学校の友人と遊びます。パチンコ屋にいく高○生の姿がそこにはありました。
(略)大敗。また翌月も大敗。
月3、4万。バイトで一生懸命かせいだお金がたった1日でなくなります。
それなのに「またリベンジしてやる」と思っていました。
どうしようもないカスっぷりです。
もちろん「アホらしい」という気持ちもありました。
それとは反対に「こんなに負けているんだから今度こそ勝てるはず」と変な思考になっていました。
そして翌月になり、いつも通りパチンコ屋へ。
やっっっっっっっっっと勝てました!!
いやあパチンコってなんだ勝ったらこんなに気持ちいいの
次の日買った分負ける
そのあと結局1週間で全財産を散らしました。
この間、ぼくは気づいていませんでした。周りの変化に。
そんな生活を続けること1年半。
完全にパチンコ狂になっている自分がいました。
学○ですから、ある程度のことはお金がなくてもなんとかなります。
むしろ、お金がないほうがなぜか充実していました。
しかし、給料日になると、パチンコ屋に足が向いてしまう。
最初は給料の上乗せを目指し、給料の半分がなくなると取り戻そうとするのです。
でも結局なくなります。すっからかんです。
そしてぼくはようやく気付くのです。
親友と呼べる人がいない。
パチンコをはじめる前はよく友人たちと遊んでました。でもお金がないと思い切って遊べません。
彼女がいた時期もありました。
しかし、お金がないのでデートもろくにしませんでした。そりゃフラれて当然です。
授業中、ノートにジャグラーの筐体の絵を書いていました。
ぼくの頭の中では、黒いラインのなかは光っていました。
GOGOの文字がオレンジ色の光をおびていました。
そんなことをしている間に周りでバリバリと音を立てて崩れていたのです。
信用。人間関係。
友人よりも彼女よりもパチスロをとっている自分。
バイト先でも信用を失いつつありました。
遅刻が目立つようになったからです。以前こんなことがありました。
その日は昼からバイトでそれまで近くのパチンコ屋で時間を潰そうと思い、パチンコのキン肉マンを打っていました。
バイト1時間前、「そろそろ切り上げるか」と思った矢先、潜伏確変ゲット。
「複雑な気持ち」と口に出しつつ、早めに出玉確変をゲット。
みなさんのご察しの通りそのあと続く続く。
「なんでこんなときに限って続くんだよ」と思いつつ、店を出る。
5分後カメラのレンズはパチンコ屋さんの店内を映しています。
そこにはキン肉マンの時短が抜けたぼくの姿がありました。
5分前、店長に電話したぼくは、なんとか理由をつけて休みをもらったのでした。
高○も卒業間近、自分を変えねばと思いました。
コメントフォーム