こんにちは。
さて、前回はイベント規制について話しました。
今回はそれに関連した記事です。
題して「スロットに設定が入らない理由」
※この記事の公開後、賛否両論のお問い合わせを数多くもらいました。ありがとうございます
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2010年辺りに発表された「イベント規制」
パチプロが一気にいなくなった出来事でしたね。
この規制のせいでパチスロコーナーの高設定投入率が全国のホールで減ったと言われています。
それはなぜでしょうか?
1つは「ホールの集客が難しくなったから」です。
「今日は設定6いっぱい入れるぞ!!」と大々的に告知していれば、お客さんは集まります。
「設置が1番多い緑ドンにたくさん設定を使うだろう」
「いやいや、機械割りでは劣るエヴァに大量にいれるね」
「全機種イベならバラエティコーナーもあるでしょ。キン肉マンいこう」
と、やる気のあるホールであれば、会員メールだけでお客さんをその気にされることができたのです。
実際の設定状況はさておき、集客はかんたんだったのです。
もちろん、高設定をたくさん投入して、その日はホールが赤字だったとしたらお客さんたちは大儲け。
そうなるとホール側は赤字なのですが、それでも長い目で見るとイベントでお客さんからの信頼を得ることでお店は儲かります。
「イベント以外でも設定入れてるんじゃないか」とか「人が多いということはイイ店だよな」と思わせて、高設定をあまり使わない平常営業で回収すればいいですし。
(※高設定を投入するような雰囲気を醸し出し「ガセ」情報を扱うホールもありましたが、そういうホールは自然とお客さんから見放されていきます)
それがイベント規制で高設定の発表ができなくなると、集客しにくくなったのでした。
集客できないと高設定の台数を減らして、1人当たりの客単価を上げることでお店の利益を上げるしかありません。
スロットの高設定が減った理由は決して、イベント規制の影響だけではありません。
「上下差枚の激しいスペックの台が増えた」
というのも、深刻な問題でしょう。
問題の5号機AT機といえば2013年~2015年がピークでしたね。
その頃から「設定状況が悪い」というブログすら見かけなくなりました。
(一般のスロッター自体も減ったのでしょう。)
メインのスロットは一撃5000枚なんてよくある話で、低設定でも暴れる台が思いっきり上振れする台が増えたのです。
こうなると、台数が多ければホール側はそれなりに出玉をアピールできます。
たとえ、高設定を投入していなかったとしても、です。
それまでは、5号機はAタイプ、ARTタイプメイン。
この時代は誤魔化しが利きませんでした。
高設定のグラフだとゆるく右肩上がりの曲線を描きやすいので、高設定を使っていないとお客さんにバレてしまうのです。
でも、AT機がホールに増えてからは設定状況はバレにくくなりました。
となると、高設定が減るのも当然の流れ。
とくに、大型店ほど低設定の暴れた台が複数出現するので、一般客を惹きつけるにはラクになったという見方もできます。
(その分、小規模店が営業しにくくなったという意見もあります)
・スロットの高設定が減った理由は大きく分けて2つ
(「イベント規制」「5号機AT機時代到来」がほぼ同時に重なったからだと、ぼくは考えています)
・高設定が減った根本的な原因は「お客さんのパチスロ離れ」
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